ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

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ミツバチはどうやって花の蜜を運ぶ?

現在、当場のミツバチたちは、盛んに菜の花の蜜を集めています♪

と、簡単に言っていますが、リュックやバッグを持っていない彼らは、どうやって蜜を巣に持ち帰っているのでしょうか?(笑)

実はミツバチの体には蜜を蓄える蜜胃と呼ばれる器官があります。
口吻と呼ばれるストローのような口で花の蜜を吸ったミツバチは、いったんこの「蜜胃」に蜜を貯めて巣に持ち帰ります。

この蜜胃は出かける時はほぼ空っぽの状態ですが、戻った時は蜜でいっぱいになっています。
そして花の蜜自体の主成分はショ糖ですが、それがミツバチの体の中でブドウ糖と果糖に分解されます。
つまりそれがはちみつというわけです。

その後、巣に帰ったミツバチは、口移しで他の働き蜂に渡したり、巣房へ移して貯蔵します。
ただ、そのままですとまだ完全なはちみつではなく、巣房に貯蔵された後水分を蒸発させ、ちょうど良い状態になると微生物の混入を防ぐため巣房の口を蜜蓋でふさぎます。

この状態のはちみつこそ当場で扱う完熟状態の最高のはちみつなのです。

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