「ローヤルゼリー」という言葉はいわずと知れた英語です。
綴りは「Royal jelly」―――。
つまり「Royal」とは「王族」のことで、「Jelly」は「ゲル状の食品」のことですね!
昔から王族しか口にできなかった貴重な食品だったことがうかがい知れます。
では、日本語ではなんと言うかといえば「王乳」です。
なるほどあの白いゼリー状は「乳」のようにも見えますが、蜂蜜と乳は昔から密接な関係があり、ギリシア神話に出てくるゼウスなどは乳と蜂蜜によって育てられたというし、 旧約聖書にも理想の地カナンは「乳と蜂蜜の流れる所」と表現されています。
他の国の呼び名はどうでしょう?
フランス語では「王」と「ゼリー」が逆になって「ジュレー・ロワイヤール(Gelee Royale)」と言うそうです。
また、ドイツ語では「Konigi-nnenfuttersaff」、直訳すると「女王さまのスープ」と言うそうです。
国によって呼び方も変わりますが、いずれも「王」という言葉が含まれることに、ローヤルゼリーがいかにすぐれた食品であるかを知ることができますネ!