牛には4つの胃があることはよく知られていますね。
なぜ牛の話をするかというと、それは次でわかります。(笑)
牛は第1から第4の胃を持ち、食べた物を反芻しながら消化していきますが、そのうちの第2胃のことを“ハチノス”というんです!
なぜ「蜂の巣」なのかといえば、内面の絨毛が六角形が並んだ蜂の巣のようになっているためだそうで、一度食べたエサを食道まで押し戻す役割を持っているのだそうです。
ちなみに4つの胃の中で、人間の胃と同じような役割をしているのは第4胃で、これを「ギアラ」というそうです。
さらに、第1胃は植物の繊維を分解する役割があり、「ミノ」といってこれは焼肉屋でもよく見かけますね。
そして第3胃は「センマイ」、入るものの量を調整する役割があるのだそうです。
でも、牛の胃袋にも蜂に関係する言葉が使われているなんて、蜂の歴史は古い!
古すぎるせいか、“ハチ”の語源っていまだにハッキリしていないんですヨネ~。