ミツバチと共に90年――

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野口雨情が見たミツバチたち

野口雨情といえば北原白秋や西條八十とともに、童謡界の三大詩人と謳われた日本を代表する童謡詩人のひとりですね。

明治15年に茨木で生まれ、20代前半の頃、酒におぼれたという時期があり、その頃名乗った号が「雨情」だったといいます。(笑)

生涯で2千余編にのぼる詩を残し、「雨降りお月」や「兎のダンス」、「シャボン玉」、「十五夜お月さん」、「七つの子」など、いまなお歌い継がれる多くの詩を残しています。

そんな雨情が蜂を題材にして詠んだ詩がいくつかあります。

「蜂」
蜂 蜂 飛んで来ナ
ちつくり針 置いて来ナ
いつさツさアと遊ぼ
蜂 蜂 飛んで来ナ
ちつくり針 置いて来ナ。

「子蜂」
梨の番すりや
蜂の子が憎や
子蜂アな
子蜂ア飛んで来て
梨刺した

「土蜂」
草を刈ろとて
鎌研(と)ぎしてりや
蜂が飛んで来た
土蜂が
蜂を見てたりや
鎌で指切つた
指を見せたりや
蜂ァ逃げた

蜂に対する温かい気持ちが伝わってきますネ。

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