ミツバチと共に90年――

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ミツバチには世界がどう見える?

ファイル 241-1.jpg

ミツバチの顔を正面から見ると、逆三角形をしています。

2つの大きな目は昆虫特有の複眼で、おでこのあたりには写真では分りずらいですが小さな3つの単眼と呼ばれるもうひとつの目があります。
顔の中心からは2本の触角がありますネ。

おでこの単眼は光を認知するためのもので、物体を認識することはできません。

そしてものを見るのは複眼の方で、幾千もの小さなレンズの集合体で世界を見ています。

特に外部の環境を捉えるのに重要な器官は触角で、ミツバチたちはそれを自由に動かして匂いや香り、あるいは温度や湿度などを感知しています。

ミツバチが認識できる色は6色だと言われています。

黄色、青緑、青、紫、紫外線、そして黄色と紫外線の混合色の六つで、中でも黄色と紫外線の混合色というのはビーズパープル(ハチの紫)と呼ばれる特殊な色なんだそうです。

そして赤が識別できないので、赤い花は黒に見えるのだそうですヨ。

人間の感覚でいえば、赤が黒で、あとは黄色と青色だけの世界といったところでしょうかネ?
なんか想像しただけで、無機質で幻想的な世界が思い浮かんできます。

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