結婚して新婚旅行をするカップルも多いことでしょう。
さて新婚旅行のことをハネムーンともいいますが、実はこの言葉の語源には、どうやらハチミツが関わっているらしいのです。
ハネムーンを英語では「honeymoon」とつづります。
よく見ると「honey」の文字が……!
そう、「honey」とは間違いなく「ハチミツ」のことです。
「moon」は「月」ですから、直訳すると「蜜月」となり、なるほど日本語でも新婚旅行のことを「蜜月旅行」ともいいますネ!
どうしてそうなったのでしょう?
それは、古代から中世におけるヨーロッパ、ゲルマン民族のある風習がもとになっているようです。
どのような風習かというと、新婚直後の新婦というのは、1ヶ月の間は家から外出しないで蜂蜜酒(ミード)を作り、それを新郎に飲ませて子作りに励んだというのです。(笑)
もともとハチミツには強壮作用があると考えられていたのと、ミツバチのたくさん子を産む生態にあやかったものではないかといわれますが、ハネムーンは元来、結婚してからの1ヶ月間を意味していました。
蜜月(ハニームーン)と言われるのに別の説もあります。
新婚したての頃は、蜜のように甘美に満ちた生活を送りますが、やがてそれは満月が欠けるようにお先は真っ暗といった冗談を込めた造語だとする説です。
なんだか現実的で夢がありませんネ~っ!(笑)
いずれにしても、ハネムーンという言葉にはハチミツが関係していました♪