ミツバチと共に90年――

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クロスズメバチ

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今日は当場の商品「蜂の宴(蜂の子)」に使用されているクロスズメバチのお話をしたいと思います。

学問上の分類はハチ目スズメバチ科に属する昆虫で、日本全土の平地から山地にかけて生息しています。
別名ジバチとかスガレとも呼ばれ、体は光沢のある黒色で、白色の横斑(おうはん)があるのが特徴です。

体長は女王バチが15mm程度、働きバチが10~12mm、オスバチは12~14mm程度で、通常土の中に直径約20~30cmのほぼ球形の巣を作ります。

毎年晩秋に女王バチが誕生し、新女王バチは冬の期間、土中などに潜んで独りで越冬します。
そして春が訪れると新しい巣をつくります。

長野では昔から食用としてごく普通に家庭で食されていましたが、近年、その数がめっきり減ってしまいました。
まさに高級食材といったところでしょうか。

虫と思って食べるとかなり気味が悪いのですが、その味はなんともいえない風味と香ばしさと食感があり、一度食べたらやみつきになりそうです。

皆さんも一度挑戦してみませんか?(笑)

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