ミツバチと共に90年――

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長寿国とローヤルゼリーの関係

現在、世界一の長寿国といえばどこだかご存じでしょうか?

それは日本だそうです。

最近、日本の中でも沖縄を抜いて長野県が日本一の長寿県となったことは、同県民として誇らしいことです!(笑)

さて、、、
日本が世界一の長寿国となり得たのは、医学や医療技術の発展もさることながら、健康意識が高い国民であることがいえると思いますが、少し前、20世紀くらいまでは「世界一長生きの国」といえば「ブルガリア」の代名詞でもありました。
いわば、医療技術がまださほど介在しない、全てが自然食品に頼っていた時代というとらえにおいて、ブルガリアは世界一の長寿国であるといえるでしょうか。

ブルガリアといえば最初に思いつくのはブルガリアヨーグルトではないでしょうか?(笑)

そこで、長寿の原因をヨーグルトに求めた学者もいました。

その説によれば、ヨーグルトの乳酸菌が腸内腐敗菌の繁殖を抑えるから常に健康を維持できるというものでしたが、細菌学の発展につれその説が間違っていることが分かりました。

そしてこの問題について、ローヤルゼリーに原因があるのではないかととなえたのがフランスのショーヴァンという生化学者でした。

その説によれば、当時ブルガリアをはじめとした東欧諸国の養蜂は、分離機を用いた採取をせず、古式養蜂、つまり蜂の巣を砕いてしぼる採蜜方法をとっているからだというのです。
いわゆる当場でも行っている日本蜂の採蜜方法と同じで、そうして採蜜された蜂蜜にはローヤルゼリーやプロポリスや花粉なども混じって、普通の蜂蜜に比べ栄養価がすごく高いのです。

その蜂蜜を常食していたブルガリア人は、知らず知らずのうちに長生きに導かれているのだというこれが要約した結論です。

もっともローヤルゼリーが長生きに関わっているというのは科学的に証明されているわけではありませんが、人類は経験的にそのことを広く認識していました。

いずれにせよローヤルゼリーに不思議なパワーがあるということは、ローヤルゼリーを食べ続ける女王蜂の長命や、過去にこのブログでも触れたロイヤラクチンという物質の不思議な性質などからもうかがい知ることができますネ。

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