ミツバチの社会では、ローヤルゼリーを与えられた者だけが女王蜂となり、女王蜂だけがローヤルゼリーを食べることを許されます。
そしてローヤルゼリーを食べ続ける女王蜂は、働き蜂と比較すると体の大きさが約1.5倍、寿命においては20倍も長生きし、しかも1日に2000個のタマゴを産むという驚異の特性を発揮します。
見た目は乳白色のクリーム状で、22種類ものアミノ酸、ビタミン、ミネラルほか特有成分が含まれ、特に「10-ヒドロキシデセン酸」は自然界ではローヤルゼリーにしかない特殊物質です。
当場ではローヤルゼリーそのままの成分を摂取していただくため『原乳(生)』をお勧めしています。
【主成分】 | 水分65.0%〜67.0%、タンパク質12.0%〜14.0%、糖質15.7%〜17.0%、脂質2.4%〜5.7% |
【アミノ酸類】 | 必須アミノ酸9種類、バリン、ロイシン、イソロイシン ……など二十種以上 |
【ビタミン類】 | ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアミン、パテント酸、葉酸 ……など |
【ミネラル類】 | 鉄、銅、亜鉛、マグネシウム、カルシウム ……など |
【特有成分】 | デセン酸、ビオプテリン、パロチン様物質 ……など |
【ビタミン類】 | 食品中で最も多い栄養素。特に神経伝達に不可欠なビタミンB群が豊富。 サイアシ(V.B1)、リボフラビン(V.B2)、ピリドキシン(V.B6)、シアノコバラミン(V.B12)、ニコチン酸、アセチルコリン、ビオチン(V.H)、イノシトール、葉酸 |
【ミネラル類】 | 体内のさまざまな作用に重要な栄養素。酵素、蛋白質と結合。 銅、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、コバルト |
【アミノ酸】 | アミノ酸とはタンパク質を構成している単位のこと。また、必須アミノ酸とは人間の体内で合成されないもので、外から補うしかない。 モノアミノカルボン酸(グリシン、L-アラニン、※バリン、※ロイシン、※イソロイシン)、オキシモノアミノジカルボン酸(セリン)、モノアミノジカルボン酸(アスパラギン酸、グルタミン酸)、ジアミノカルボン酸(アルギニン、※リジン、オキシリジン)、含硫アミノ酸(シスチン、メチオニン)、環状アミノ酸(プロリン、オキシプロリン)、芳香族アミノ酸(※フェニルアラニン、※トリプトファン)、その他のアミノ酸(β-アラニン、γ-アミノ酪酸、タウリン、キヌレエン、アデノシン) ……など(※は必須アミノ酸) |
【特有成分】 | 10-ヒドロキシデセン酸、ビオプテリン、有機酸、ヌクレオチド、ロイヤラクチン、R物質(未知の成分の総称) |
鈴木養蜂場はちみつ家は、以下3点に十分配慮したローヤルゼリーを扱っています。
1.鮮度
ローヤルゼリーは空気に触れるとすぐに酸化がすすむため非常に管理が難しく、原乳が王台に蓄えられてから数日のうちに採乳することが重要です。ですので「生」の場合は常に冷凍保存が必要です。
2.安全性
ローヤルゼリーは腐りやすいため凍結乾燥しますが、凍結したとしても非常に柔らかく、指で押せばつぶれるほどです。人工の賦形剤や強化剤といった合成添加物を加えて加工すると、堅く吸湿しにくくなりますが、それを長年飲み続けると、頭痛や腹痛等の副作用が心配されます。
鈴木養蜂場「はちみつ家」の源乳ローヤルゼリーは無添加ですので安心です。
3.吸収性
ローヤルゼリーを飲用すると胃を通過する際、胃酸(消化酵素)の影響をどうしても受けてしまいます。
これは仕方のないことですが、消化酵素で分解されてしまうと腸で吸収できる成分はごく僅かになりますので早い段階で体内に吸収される「生」をお勧めします。
人工王台に幼虫を入れると働き蜂がローヤルゼリーを集めはじめる。
1つの王台から採れるローヤルゼリーの量はわずか200〜500mg。
ピーナッツの殻状の部分を切り落とし幼虫を取り除きます。
遠心分離器にかけて王乳(ローヤルゼリー)を抽出します。
できるだけ空気に触れないよう容器に詰めていきます。
詰め終わったローヤルゼリーはすかさず冷凍保存し鮮度を保ちます。
気になる項目をチェック!
※これはお客様のお声をもとにした健康チェックリストであり、あくまで参考としてご利用ください。
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