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蜂蜜エッセイ応募作品

蜂蜜と喜びの日々

鈴木 しほ

 

  蜂蜜の忘れられない記憶は、約30年前の40歳のころ知人宅の庭で、巣箱を開けた彼女が巣蜜を私の手の平に乗せてくださったことです。初めて食べて、このようなおいしい食べ物があることに感動しました。以来蜂蜜の虜になり、さまざまな蜂蜜を購入しています。登山や外出時には必ず蜂蜜ドリンクを作って持って行きます。500mLのボトルに大匙1杯(山盛り)の蜂蜜、塩とクエン酸を各1g、これを混ぜてできあがり。時々クエン酸の代わりにレモンの輪切りを入れて蜂蜜レモンに、またミントの葉を入れて蜂蜜ミント水にします。年中欠かせない飲み物になっています。夏の登山にはこれを2~3本持って行きます。
 私は2年前から夜間使う保湿クリームを手作りしています。ホホバオイル50mLに8gの蜜蝋を溶かすだけです。この保湿クリームのおかげで冬に顔が乾燥してつっぱったり、瞼の上にしわができたりすることがありません。肌がきれいになったと褒められることが多くなりました。蜜蝋の効果に脱帽です。
 昨年蜂蜜の保存性の良さに驚いたことがありました。8~9年前に国産の蜂蜜1kgを離れて暮らす母にプレゼントしました。母は喜んで大切にし過ぎ、床下収納庫に入れたまま忘れてしまっていたようです。昨年私が見つけて開封したところ、全く変質していませんでした。おいしくいただきました。清潔を保つことで長期間保存できることを知りました。また、この時詳しく調べて蜂蜜の素晴らしさを知ることができました。
 今回この記事を書きながら、ふと巣蜜に初めて触れた時の感動を思い出しました。店頭では巣蜜はあまり見つけることができなく、見つけても高額で諦めの境地で来ました。栄養にも美容にも優れ、この上ない幸せな気持ちを運んでくれる巣蜜。ネットショップに多くの商品が揃っていました。これからも蜂蜜を愛用させていただき、加えて巣蜜で元気をいただいていこうと、とても嬉しい気持ちでおります。

 

(完)

 

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