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我が家のハチミツ事情

もちもちヤマネ

 

 ハチミツ、あなたは何に使いますか?

 私はありきたりだが、ホットケーキとヨーグルト。たまに食パンとバナナに合わせて、ハニーバナナトーストなんていうのも好きだ。

 買ってくるハチミツは、いつも一番小さい容量のもの。ハチミツは一回使わなくなると、どんどん忘れられていく。しまいには、冷蔵庫のすみっこで白くなり、二度とフタが開かない、賞味期限ははるか昔、なんてこともある。

 使い切って、足りないくらいがちょうどいい。そんな使い方をしている私だが、ここ一年、ハチミツの存在に敏感になった。正しくは「食品にハチミツが入っているかどうか」
 理由は至極単純、我が家に赤ちゃんがやってきたからだ。

 「ボツリヌス菌はね、怖いよ」と夫は言った。ローヤルゼリーとかハチの子とか滋養があるものの仲間なのにね、と言ったところ「あなた、考えてみ。ハチが唾液でくっちゃくっちゃしたものやで。熱で菌、死なないし」もし、赤ちゃんの口に入ったら、胃洗浄もありうるんだからね!と、食品関係に携わる夫は語った。説得力というか圧が強い。

 普段何気なく食べているものでも、よくよく見るとハチミツが入っているものが結構ある。主にお菓子だが、お高い食パンでも使われていることが多いと知った。

 原材料をまじまじと見て、これは離乳食にも使える、こっちはダメ、を繰り返し、小さかった赤ちゃんはようやく一歳を迎えた。もう、ハチミツが食べられる歳になったが、いつ食べさせよう?きみはあの独特の甘さと、少しの苦みをどう思うだろうか。

 まずは母さんと父さんと同じもの、ヨーグルトと一緒に食べようか。

 

(完)

 

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