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蜂蜜エッセイ応募作品

蜂蜜、恐るべし

小石川武仁

 

はちみつっていいですよね。
漢字だとこう、蜂蜜。
蜂の蜜で蜂蜜。たこつぼみたいなね。たこのつぼでたこつぼ。
書いてて思ったんですけど、「蜂蜜」の「はちみつ」感すごくないですか?まず蜂、これがすごく蜂っぽい!虫に夆ですよ。夆がもう蜂の形っぽいですもんね。ちなみにこの夆って漢字、音読みで「ホウ」と読むようです。ほう・・・。
ね。
そんで蜜ですよ。みつ。ここにも虫が入ってますね。蜜・・・すごく蜜です・・・。

さて、遅れましたが自己紹介をさせていただきます。(遅い)
小石川武仁、大学二年生の19歳です。大学進学を機に一人暮らしを始めました。
一人暮らしを始めて最初にぶち当たった壁、それがこちらです。どどん。

米が上手く炊けない!!!

そう、なんかね、美味しく炊けなかったんですよ。米が。今まで実家で食べていた米と明らかに違う・・・。最初のころは特に悲惨でした。炊飯器を開けてみたらびっくり。大量の湯気とともにプラスチックみたいになったお米が現れました。(ちなみに感覚はおこげムシャムシャ食べてる感じでした。おこげムシャムシャ食べたことないけど)

よし、それなら水を多めに入れてみよう。(こういう思考回路がよくないですね)

ええ、失敗です。失敗しました。グツグツ煮立っていました。
しかしまあ日本人は米となじみ深いからですかね。見てすぐ失敗だって分かるんですね。あんな真っ白なのに。蓋を開けた瞬間、「ああ、これは失敗だ」ってなりましたもん。

そんな僕も、食べれる米を炊ける程度には成長しました。が、やっぱり何かが違う。実家に電話して聞いてみれば早いんですがなかなか簡単じゃありません。(思春期なので。)

ググりましょう。ええ、ググればいいんです。「米 美味しい炊き方」カチッ

蜂蜜を入れましょう。

ほう・・・

!?

蜂蜜を入れましょう。

記事を読んでみると、米二合につき小さじ一杯の蜂蜜で米が格段に美味しくなるそうです。

ほんまかいな・・・と思いつつ炊いてみると(水の量に細心の注意を払いつつ)

パカァ(蓋の開く音)

ふわっふわ、もっちもち、つやっつやのお米が炊き上がりました。見るからに今までのお米と違います。

ぱくっ

幸せ~~~~

もうね、ぜんっぜん違いました。甘いのよめちゃくちゃ。ちなみにこれは蜂蜜の甘さじゃなくて蜂蜜がお米のデンプンを糖に分解してくれるからだそうです。(ほう・・・)

それ以来ご飯を炊くときには蜂蜜を入れることにしています。蜂蜜、恐るべし。

お米が上手く炊けない方、蜂蜜を入れてみてはいかがでしょうか。もちろん、上手く炊ける人も。「米の甘みが足りねえんだよ!!」って方はぜひ。

あとスプーンですくった後に残った蜂蜜を舐めるのもおすすめです。「喉を傷めるとだめだからね」と唱えつつ舐めましょう。

 

(完)

 

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