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蜂蜜エッセイ応募作品

100歳の同窓会

佐野一好

 

 毎朝ヨーグルトに蜂蜜をかけて食べる。きな粉とドライフルーツを加えるときもある。実は105歳まで生きていたいと思っていて、その理由は中学校の同窓会を100歳で催す際、私が幹事をやる約束になっているからだ。100歳で幹事をするには余分に5歳程度は生きる体力が必要だと想像するわけで、だから105歳まで生きるのが目標だ。元気にそこまで生きるには…と考えてた末に長寿食のヨーグルト&蜂蜜に行き着いたわけである。
 
 そんな私は、就寝の約1時間前に牛乳を飲み、蜂蜜を小さじ1杯なめるルーティーンを始めた。人間は就寝中に体のメンテナンスをするそうで、その時のエネルギー源に牛乳と蜂蜜が最適だとネットで読んだからだ。

 105歳まであと46年。カルシウムと蜂蜜を欠かさずとり、そして適度な運動を継続して行い、「105歳まで若々しく元気でいるからよろしくね」と妻や子供たちにいい、友達にもそんなことを伝えると、ほぼ全員があきれながらも笑う。私もみんなの笑顔を見て楽しい気分になる。笑いも長寿の秘訣だそうだから、これからもいっぱい笑いたい。

コロナ禍の影響で不自由な日々が続いて寂しいときもある。これからも同じような苦難はあるだろう。でも、心に希望をもち、100歳になったときに同窓会の幹事ができるよう、食生活にヨーグルトや蜂蜜を継続的に取り入れ、よく笑い、よく遊び、ずっと働いて、いつまでも健康でいたいと思う。

 

(完)

 

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