こまいぬ
58歳にして、病院の保健師さんからプレ糖尿病だと告げられた。このまま今の生活を続ければ、薬を飲まなくてはならなくなりますよ、と。
「では、どうすれば」ということになって話し合いの結果。食生活を改善すること、運動することを提案された。
「今まで食べていた箱買いのアイスをやめること。フィットネスに週二回通うのなら、行かない日は5000歩歩くこと」
私にはとても無理。できそうにないとその時は思った。でも、最低でも半年で4kg落とすように、と約束させられた。
先に糖尿病になってしまった夫を見ていて、飲まなくてはならない薬の量、その負担額を考えると、約束は果たさざるを得なかった。
運動面は通い始めたフィットネスのコーチに教えられた通りに、徐々に体を慣らしていった。行かない日の5000歩も週一日から始め、二日、三日と増やしていった。
アイスはすっぱり食べるのをやめた。だが、大の甘党の私は甘い物が食べたくて仕方なかった。そこで、夫がヨーグルトにかけて食べているハチミツに白羽の矢が立った。
それまでにも、夫を真似して小皿に盛ったヨーグルトにハチミツをかけて食べていた。しかし、それだけでは物足りなかった。なので、チューブ入りのハチミツだったから、人差し指の腹に乗るだけ出し、ペロッとなめることにした。一回では、満足できないので、数回ペロッとなめる、どうしても甘い物が欲しくなったら、ハチミツで。
くまのプーさんが壺に手(?)を突っ込んでハチミツをすくって食べていたのを思い出す。だからこれはくまのプーさん方式だ。
アイスをやめたこと、それと運動を始めてから一年二カ月で10kgの減量に成功した。神さま、仏さま、ハチミツさま。あなたのおかげで他の甘い物の誘惑に耐えることができた。これからも今の体重を維持すべくハチミツと付き合っていきたい。
(完)
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