ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

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はちぶんのブログ ※鈴木養蜂場で言う『蜂蜜』とはいわゆる『本物の蜂蜜』です。

蜂とアブの違い 2021/07/27(火)

こんにちは!ゆーきです!!



先日山に行ったら大きな音を立てて虫がやってきました。

その見た目から

ヒーっ!!スズメバチっ!!

と思ったのですがよくよく見てみるとなんか違う…?

と、調べてみると

「アカウシアブ」という大型のアブでした。

ファイル 1023-1.jpg

更に調べると

蜂はアリの仲間、アブはハエの仲間だそうです。

蜂は4枚の前羽と後羽が左右にあり4枚。

アブやハエは左右の2枚しか羽がないそうです。



そして決定的なのが腰の細さです。

蜂はウエストがこれでもかっ!というくらいにくびれているんです。

うらやましい限り。笑

ファイル 1023-2.jpg

記の過去画像から持ってきました。チャイロスズメバチです。

腰が細すぎて今にも取れちゃいそうなのにこれでしっかり生きているんですよね…。不思議。笑



対してアブは胸からおしりにかけて寸胴なんです。

ハエのようにおなかからおしりまでズーン!とドーン!としています。笑



アブは蜂のような毒はないのでアナフラキシーショックなどの心配はないそうですが、

産卵のために人の皮膚を傷つけて血を舐めるそうで、

刺されると赤く腫れあがりとっても痛痒いそうです。

蚊と似て、刺されるととってもかゆくなるブヨ(ブユ)もアブの仲間だそうです。


それから、5月に投稿したこちらのブログ



ミツバチのように人の血ではなく花の蜜を吸うアブもいるそうで、

(もしかしたらアブ?)という注釈を入れてみたのですが、

写真を見るとしっかり腰がくびれているからみつばちで間違いないですね!



どっちにしても蜂にもアブにも刺されないに越したことはないですね!

皆様も山に行かれる際には気を付けてくださいませっ!

 

須坂井上蜂場最後の採蜜 2020/06/13(土)

レンゲの花が終わり草刈りも終わった井上蜂場最後の採蜜。

周りはシロツメクサがびっしり。
いわゆるクローバー。

おそらくシロツメクサの蜜も入っているだろう。

ファイル 916-1.jpg

シロツメクサの蜜は少しオレンジ色した蜜だ。
しかも結晶しやすい。採取して1週間位で結晶するだろう! 濃厚さが感じられる。

採蜜して軽くなったら次の転地場所小布施町の栗畑だ。

栗の町小布施町だけあって栗の木が多く蜜源は豊富。  
しかも開花が長く2~3回は採蜜ができそう。

 

須坂市内福島蜂場でのアカシア蜜の採取 2020/05/29(金)

今シーズン須坂市内で初のアカシア蜜の採取。

収量はまずまず。質もまずまず。

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このところ、夜雨が降り昼間天気になる最高に良い状況だ。
花の開花が長くなったり、蜂蜜にも適度な水分が入り質も味も良くなる。

ミツバチは夜、巣に蓄えたハチミツを一斉に羽ばたかせ風をハチミツに当てて
水分を蒸発させる。ある程度水分が抜けると蜜にフタをすると完熟ハチミツとなる。(人工的に熱を入れ水分を抜くのが濃縮ハチミツ)

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生命の神秘~ミツバチの羽化の瞬間 動画あり 2020/05/18(月)

今年も採蜜シーズンがはじまり鈴木養蜂場は大わらわ。
暖冬の影響か、例年に比べ花の咲く時期が早く、季節が駆け足で通り過ぎていきます。

そんな中、神代の昔から繰り返されるミツバチの営み、その羽化の瞬間を撮影しました。



働き蜂は、卵から幼虫→サナギ→成虫になるまでに21日間要します。
幼虫は高たんぱく質な花粉を食べ、働き蜂の主食はハチミツです。
その寿命はおおよそ1ヶ月程度で、寿命の半分は巣箱の中での内勤、残りの半月は外回り、つまり人間で言えば営業。蜜や花粉を集めに稼ぎに出ます。

蜜蜂の一生

https://youtu.be/_7JxoBuHsyA


これに対して女王蜂は16日間で羽化し、その寿命は3~4年と言われ、一生巣の中で卵を産み続けます。
この大きな違いはひとえにローヤルゼリーによるものです。
しかも、卵の時点では働きバチも女王蜂もまったく同じ卵なのですから「驚き」としか言いようがありません!

ちなみに「羽化(うか)」と「孵化(ふか)」の言葉の違いってご存じですか?

はちぶんもたまに混同してしまうのですが、「羽化」というのは、翅(はね)が生える形態になる時に使用する言葉で昆虫にしか使いません。
対して「孵化」は、卵から生まれることを言い、卵から生まれる生物になら何にでも使えます。
だから鳥の場合は卵からヒナが孵化するとか、魚や爬虫類や両生類の場合も同様、完全変態の昆虫でしたら卵から幼虫に孵化したとなるわけです。
付け足すと、昆虫の場合、蛹(さなぎ)になることを蛹化(ようか)と言うそうです。

だからミツバチの場合は、
女王蜂が産んだ卵が3日くらいで幼虫に『孵化(ふか)』し、やがて『蛹化(ようか)』してサナギになって、卵から21日で『羽化(うか)』して成虫になった──
というように使います。

まあ、あまり言葉に厳密になりすぎると窮屈になりますから、あまり気にしなくてもいいと思いますがね!(笑)

 

スズメ蜂に見つめられて 2017/09/09(土)

捕獲したスズメ蜂の巣の中の様子。
羽化した巣房にまた卵が産んである。
まだ9月の上旬なのであと2~3回卵を産むだろう!

間近で覗き込んでいたらヒョイと顔を出して
目と目が逢ってしまった❤

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蜂は女性社会なので大半が雌蜂だ。

→動画

 

セイヨウミツバチはここに! 2017/06/20(火)

今回もセイヨウミツバチの分封。
高さ50㎝程の松の木に。まず旧王だろう!

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木を揺すってストンと巣箱にいれるだけ。

それにしても今年に入って一度もニホンミツバチの分封群を
見かけない。

ニホンミツバチはどこにいる?

 

ミツバチの巣~巣房のひみつ 2017/05/12(金)

みなさんはミツバチの巣を実際に見たことありますか?

六角形をしていて、それはハニカム構造と言われ、とても機能的、、、
それがびっしりと並んでいて、きれいな自然の構造物になっている。。。

そんなイメージを持っている方もいらっしゃると思います。

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しかしミツバチの巣の機能性って形だけではありません。
はちぶんも昨日ケンちゃん社長から聞いてビックリ!!!(笑)

1つの穴を巣房と言いますが、実はこの巣房の大きさにも秘密があったのです。

巣房の直径(正確には内径ですが)は、およそ4.2mmなんですね。
そしてそれを囲む外壁の厚みがおよそ0.2mmです。

そしてミツバチの体は、その巣房にぴったり入れるくらいの大きさになっています。

実はこの4.2mmという大きさ、ケンちゃん社長の話では、水を入れて逆さにしても表面張力の働きでこぼれないのだそうです。(←今度実験してみようっと!)

そして、

蜂蜜の比重は水の約1.4倍ですが、この4.2mmというのは、蜂蜜を入れて逆さにしてもこぼれない大きさなのだそうです。

スゴイと思いませんか!?

はちぶんはてっきり巣房の大きさはミツバチの体の大きさに合わせてできていると思っていたのですが、

実は、その反対で、、、

逆さにしても蜂蜜がこぼれない大きさが4.2mmなので、それに合わせてミツバチの体の大きさが決まったってことですよねっ!

ス、スゴすぎる。。。

ケンちゃん社長との付き合いも長いのですが、いまだに知らないミツバチのヒミツって沢山あって、なんとも自然の偉大さを改めて思い知らされたのでした!

 

おおっ!スズメバチ、高層ビル建築技術は見事! 2016/08/23(火)

先週、スズメバチの巣の駆除のため信州最北端の秋山郷まで行ってきました。
片道3時間近くもかかってしまったのだっ。

巣栄の場所は、今はもう経営してない民宿で、巣栄している屋根裏に入ってみると、昨年以前に作られた古い巣が3つもありました。

さっそく今年になって作られた巣を駆除し、外側の巣壁をはがしてみると。。。

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おお~っ!
見事な4層の巣盤が現れましたヨ。

よく見ると、巣盤の中央を大黒柱のような太い柱が貫いており、各層の巣盤を支柱で支えています。
まるで五重の塔の造りと同じです。

この構造計算された造りが、雨風や台風にも耐える頑丈な住まいにしているのでしょう。
耐震性もバッチリですネ!

しかも、この巣は1.2kg程ありましたが、大きくなると10kgにもなるものもあり、その巣を天井からつるすような形にするわけですから、いったいどうなっているのでしょう???

それに巣は日々大きくなりますが、どうやって大きくしているのでしょう?
きっと、内側の壁を削りつつ外側を補修しながら、徐々に拡張しているのでしょうが、その技術力にも頭が下がります。

私たち人間が、自然から学ぶことはまだまだたくさんありそうですね。

 

この花なんだろう?? 2015/05/03(日)

ゴールデンウィーク真っ最中!
みなさん、どうお過ごしですか?

はちぶんはたまの休みでごろごろしようと思ったのですが、あまり天気が良かったので家の外に出てみました。
はちぶんの家の裏には雑木林があるのですが、そこにとてもキレイな花が咲いておりました。

なにやら房状の花で、よく見るとミツバチがたくさん集まっているではありませんか!

思わず「ブログネタを見つけた!」とばかりにシャッターをパチッ!

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こんな写真が撮れました!

でもこの花、なんという名前なのでしょう?

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房状ですからトチとかクリの花かと思ったのですが、葉っぱの形状や樹皮の質感が違います。

調べてみますと桜の仲間であることが知れました。(これがサクラ???)
どうやらウワミズザクラかイヌザクラであることが分かったのです。

今年は臥龍公園のさくら祭りにも出店したのですが、結局はちぶんは行かずじまい。
「今年はゆっくり桜をながめている時間もなかった……」
と、残念に思っていたのですが、桜の王様ソメイヨシノではありませんでしたが、思わぬところで桜を見れて感激です!

でもウワミズザクラかイヌザクラか気になって、スッキリしません(笑)
と、ありました、ありました、その見分け方。。。!


(出典:花兄さん)

なるほど!
花柄に葉っぱがあるのでウワミズザクラであることが分かりました!

パチパチ写真を撮っていると、中に日本ミツバチもいることがわかりました。

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西洋も日本も、ミツバチたちは蜜を仲良く分け合っているのですね!

でも近くにきっと巣があるに違いありません!
「そいつをみつけて蜂蜜を採ってやろう!」
と、ひそかな野望を抱いたはちぶんでした。。。(笑)

 

ミツバチで受粉交配したイチゴの形~イチゴ畑のミツバチたち 2015/02/10(火)

越冬先の千葉県の地主、イチゴ農家に受粉のためにミツバチを入れました。
イチゴは手で受粉することができず、すべてがミツバチ任せなのです。

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お店の店頭に並ぶイチゴはどれも素晴らしい形をしていますね!
でも実際はお店に並ばない奇形のイチゴもけっこうあるはずです。
そうした変な形のイチゴは、ジャムなどの加工用になるそうですが、実は!!!

奇形のイチゴはミツバチ以外の昆虫によって受粉されたイチゴなのです。

ミツバチは花の中に頭をつっこみ、かき混ぜるようにして蜜や花粉をとるため、まんべんなくきれいに受粉できるのだそうです。
その結果、形の良いイチゴができるのだ!

イチゴは花が咲き実になり赤く色づくまでおよそ2か月近くかかるとのこと。

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それにしても、ミツバチの意外な能力にびっくりですネ!

 

小学生の夏休みの自由研究♪ 2014/11/26(水)

小学生の夏休みの自由研究で、当場にミツバチの生態を調べに来た子の研究成果です!(笑)
ミツバチに興味を持ってくれて嬉しいですね♪

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小学生の研究熱心さに感服です!

 

ミツバチ社会にリストラなんてあるの? 2013/11/07(木)

先日、社内で10月度のはちみつ川柳優秀賞の選考会議をしていましたところ、次の句があり話題になりました。(※10月度はちみつ川柳優秀賞は明日発表します♪)

「ぶんぶんぶん リストラ無しの 蜂せかい」

なるほど!今の社会を風刺したオモロイ句だ!
と、はちぶんは思いました。

すると社長が、
「実はミツバチの社会にもリストラはあるんだよね」
と、笑いながらひとこと。

……?

どういうことかといいますと―――、

これから冬になっていきますが、寒くなるとミツバチは外に出る活動をやめ、巣の中にこもります。
すると当然、花粉や蜂蜜の収入がなくなりますから、それまでの蓄えでひたすら春まで耐えなければなりません。

そこでミツバチは何をするかというと、いわゆる怠け者を巣から追い出してしまうのです。

怠け者、つまり働きの悪い者とは雄バチのことで、雄バチは花の季節もハチミツや花粉を集めるわけでなく、ひたすら女王蜂と交尾することが仕事で、普段は巣の中をうろうろしているだけです。
悲しいかな、子を増やす必要のないこの時季の雄バチは、リストラの対象となってしまうのだそうです。

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▲カラダがひとまわり大きいのが雄バチ

人間社会と同じく、ミツバチの社会にも厳しい現実があるんだなあと、他人事ではないはちぶんでした(笑)。

 

そば畑にいたミツバチの仲間たち 2013/09/25(水)

この間のそば花まつりで、花の蜜を吸っていたミツバチの仲間たちを撮ってみました。

どうやらみんなハナアブらしいのですが、種類がたくさんありすぎて名前がよく分りません。
最初にみつけたのは全長2.5cmくらいの大きなヤツ。

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次に見つけたのは腰の黄色が印象的なヤツでした。

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日本ミツバチやチョウ、他小型のアブやカナブンの小さいヤツとか、探せばきりがありません。
これもハナアブの仲間でベッコウハナアブと言うそうです。

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色がべっこう飴に似ているからこんな名前が付いたんでしょうね!

 

これが日本ミツバチの女王だ! 2013/09/11(水)

ニホンミツバチの駆除依頼があり、社長と一緒に出動です。
現地に行くと、屋根裏にこんなに大きな巣がありました!

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ところで日本ミツバチと西洋ミツバチの違いって判りますか?
下の写真は2つを比較したものです。

ファイル 526-2.jpg

日本ミツバチの方がちょっと黒っぽいですね。
そしてとってもおとなしいんです。しかもデリケート。。。

吸引器でミツバチを吸い込んでから巣を駆除します。

そして、、、おおっ!!
日本ミツバチの女王様を見つけました!
日本ですから「奥方様」あるいは「お局様」ですかね?(笑)

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真っ黒でとても目立ち、女王様の貫録がありますねえ~!

ポタポタとしたたり落ちる蜜をなめてみました。
とっても美味しかったです!

 

チャイロスズメバチだ~!! 2013/08/26(月)

先週の土曜、社長に連れられてスズメバチ駆除に同行しました。

毎年駆除の以来のあるスズメバチの種類の大半は、
・モンスズメバチ
・キイロスズメバチ
・オオスズメバチ
なのですが、今回は「チャイロスズメバチ」という種類で、こいつは数年に1度依頼があるかないかという珍しい種類なのだそうです。

体全体が茶色をしていて、比較的山の方に生息し、その生態がすごく面白い!

ファイル 520-1.jpg

なんでも他のスズメバチの巣に侵入し、タマゴや幼虫を食い尽くし、ついには女王蜂を殺して巣をのっとってしまうというのです。

駆除した後、チャイロスズメバチの女王をみつけましたが、その体の大きさにビックリ!
働き蜂も2cmくらいあるのですが、その倍くらいありました!
しかも体が茶褐色でその姿は不気味すらありました。

すごくイイものを見せてもらいましたヨ。

その日、駆除したのは4箇所。
刺されずにすんでよかったです!(笑)

 

雨の日はミツバチはどうしているの? 2013/06/19(水)

今日は長野の北信地方は雨が降っています。
晴れの日がしばらく続いて、採蜜にはとても都合のよい日和でしたのに……。

おかげで今日の採蜜作業は中止です。

ところで、今日のような雨の日は、ミツバチたちはどうしているのでしょう?

当然、外には出れませんネ。
それでも元気のいいヤツは外に出るのもいるのですが、ほとんどは巣の中で過ごしています。

巣の中ですることといえば、お掃除です。
ふだんもやっていることですが、雨の日ばかりは念入りにするのでしょうか?(笑)

そのほか巣作りを行ったり、蓄えた花粉を子に与えるのも忘れません。
ちなみに花粉をエサにするのは幼虫で、成虫のエサはハチミツです。

ミツバチは雨だからといって何もしないでじっとしているわけではなく、家の中でコツコツと仕事をしているんですネ!

 

アカシアに集まる虫たち 2013/06/03(月)

先週、採蜜作業の現場で、アカシアの蜜を集めるミツバチを写真におさめようと、じっとアカシアの花をみつめておりました。(笑)
そしてやっと撮れたのがこの一枚!

ファイル 488-1.jpg

でもよく見ていると、アカシアにはミツバチだけでなく、いろいろな虫たちが集まっていることを知りました。
今日はそのとき出会ったいろいろな虫たちをご紹介いたします。

これはアブのなかまでしょうか?
写真ではわかりずらいですが目の緑色が印象的な昆虫です。

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これはアリのなかまでしょうか?
羽があり、部分的に映える黄色がきれいです。

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これはアリですネ!
地上からはいあがって蜜を探しているようです。

ファイル 488-4.jpg

葉にはハエがとまって日向ぼっこをしていました。

ファイル 488-5.jpg

昆虫に詳しい方がいたら、なんという名前の虫か教えてください。(笑)

でもひとつのアカシアに、様々な虫たちが寄ってきて蜜を分け合い共存しているんですね!
なんだか大自然の一端が見れたようで感動したはちぶんでした!

 

お肌にミツバチの毒がいい??? 2013/05/31(金)

先日の取材の時に刺された左手首が、昨日までパンパンに腫れて痛痒かったのが、今朝は腫れがひいたかと思ったらひどいあざができていました。(涙)
みなさんも蜂には充分気をつけてくださいネ。

ところがこのミツバチの毒、韓国では化粧品に使われており、それが日本にも入ってきているのをご存じですか?

実はミツバチの毒には、、、
1.お肌のトラブルを改善する
2.お肌のコラーゲン生成を促進する
3.お肌を活性化させる
といった効果があるというのです!

筆者の左手首をさんざんにしたミツバチの毒ですから俄かには信じられませんが、韓国では国も認めるところの事実らしいのです。

そもそもミツバチの毒は、天敵から巣を守るための武器ですが、歴史をひも解けば、古代エジプトでは“魔法の薬”として、ギリシャの医学の父ヒポクラテスも“神秘な薬”として医学の分野でも知られていたそうです。

毒のどんな成分がどのように効くかは知りませんが、ミツバチの毒には「抗菌」「抗炎症」「傷治療効果」があり、ぬるとお肌を清潔に保ち、かつ、お肌の再生を促すそうで、特にニキビや肌炎症に効果的なのだそうです。

アンチエイジングは人類の夢でもありますが、ホントかどうかは使ってみなければ分りませんネ!
もし本当ならば、『毒を変じて薬となす』とはまさにこのことです!(笑)

 

ミツバチの目は5つある? 2013/05/22(水)

ミツバチには目がいつくあるでしょうか?

普通は人間と同じく2つと答えるでしょう。(笑)
そのとおり、昆虫独特の大きな複眼が頭部の左右にありますね!

ところがよ~く見ると、おでこのあたりに小さな3つの穴が三角形を形づくっているのをみつけることができるでしょう。
判別できる写真があればいいのですが、あいにく良いものがなく、また撮れたらご紹介しますネ!

実はこの小さな3つの穴も単眼と呼ばれる目なのです!
従ってミツバチには合計5つの目があるということですネ!

この単眼は主に光を感知している器官だと言われています。
ミツバチはこの3つの目によって太陽の光の向きを感じ取り、太陽の位置を認識しているらしいのです。

昆虫のからだってよくできていますねぇ~。

 

決死のミツバチ特攻隊? 2013/05/21(火)

ミツバチのメスは、蜜や花粉集めをはじめ、巣作りや育児にもせっせと働きます。
その他、外敵から巣を守る任務もあり、おしりの毒針はその際の最後の武器になります。

この毒針は産卵管の一部が変化したものらしく、毒針を持っているのはメスだけです。
そして毒針にはギザギザした〝かえし〟がいくつもあるため、一度刺すと針だけを抜くことができず、やがて下腹部が引きちぎられ、まもなく死んでしまいます。

いわばミツバチの毒針は諸刃の剣であり、いざ敵が攻めてくると命を捨てて戦うのです。
まさにこれぞ特攻精神ですネ!(笑)

養蜂をしていれば刺されるのは日常茶飯事ですが、天気が悪い日などは特に機嫌が悪く、またミツバチにとってクマは天敵なので、頭や黒い衣服などを着ていると狙われます。
その他、騒音や化粧品や香水などの匂い、あるいは動きの速いものにも反応します。

もし蜂に出会っても、むやみに追い払ったり走り回ったりしないで、静かに慌てずその場を離れるのが良いでしょう。

これからのシーズン、アウトドアで楽しむ機会も増えると思いますが、スズメバチやアシナナガバチには特に注意してくださいネ!

 

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