ミツバチと共に90年――

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はちぶんのブログ

奇蹟の蜂蜜と言われる所以、マヌカハニーの力 2016/11/01(火)

マヌカ蜂蜜は蜂蜜に違いありませんが、その殺菌・抗菌力を考えた時、どちらかというとプロポリスとかローヤルゼリーと同等の扱いをするべきではないかと思うことがあります。

では具体的にどのような力があるのか、今日はそのあたりを見ていきましょう。

まず普通の蜂蜜と同じ様な働きがあることはすぐに思い浮かびますね。
お腹の調子を整えたり、お口の中の健康や声の調子を良くしたり、季節の変わり目の健康や流行のウィルスによる体調不良など、これらは普通の蜂蜜でもよく言われることです。
殺菌力をフェノール溶液(消毒液)と比較するくらいですから、腫れ物や外傷による出血、やけどにも効果的と言えます。

「なぁ~んだ、ただの蜂蜜じゃないか。。。」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、ピロリ菌の除菌にまで期待できると言えば、その考えは180°翻るのではないでしょうか?

そもそもマヌカハニーが日本国内で一躍有名になったのは、まさにこのピロリ菌に効果的だという評判が立ったからなのです。

ピロリ菌というのは胃の粘膜にすみつく細菌で、胃の健康と深く関っていることが明らかにされています。

マヌカハニーの殺菌・抗菌作用は、このピロリ菌の他にも、大腸菌、腸球菌、化膿レンサ球菌、黄色ブドウ球菌などにもあり、逆に乳酸菌のような善玉菌に対してはその活動を活発化させると言われます。

また殺菌・抗菌作用だけでなく、高い抗ウイルス性作用や抗炎症作用も期待できると言います。

まだまだ研究途上の内容も多く、一概に言ってしまうのもどうかと思いますが、菌と名の付くものが原因で健康を害している場合、マヌカハニーの力が期待できそうですね。

とはいえ蜂蜜ですから、1歳未満の赤ちゃんには与えないでくださいネ。

 

当場で扱うマヌカハニーはUMF規格 2016/10/25(火)

さて前回はマヌカハニーの規格についてお話ししましたが、当場ではUMFを採用しています。

当場のポリシーは天然の純粋完熟蜜を扱うことであり、本物のマヌカ蜂蜜であるなら規格にはあまりこだわりがありません。
と言えば誤解を招くかもしれませんが、養蜂業の立場からすれば、採蜜される蜂蜜自体にはかわりがありませんし、それがどのような検査をされたからといって品質が変わるものではないと考えています。

ファイル 783-1.jpg

またUMFは一番古くから決められている規格ですし、様々な基準がある中で最も一般的ともいえるからです。

ニュージーランド政府のガイドラインに則った審査機関であるUMFHA(UMFはちみつ協会)による審査を経て、ライセンスを与えられた物だけがUMF数値を表示することができる決まりになっており、そこでは最新の研究に基づき、国際的に認められた検査方法によりランク付けを行っています。
特に生産者が追跡できることが審査基準にあるため、生産者の顔が見えるという意味からも安心ですね。

当場ではUMF5+、UMF10+、UMF15+ の3種類を扱っていますが、数値が高いものほど殺菌力のグレードが高いことになります。
ちなみにUMF15+のお値段は、ローヤルゼリーやポロポリスに迫るものがありますので、その価値をおのずとお察しいただけると思います。

UMF5+、UMF10+、UMF15+ のどれを選んで良いか分からない方は、次を参考にしてみて下さい。

UMF5+ 健康的な生活を維持したい。または初めてマヌカハニーを食べる。
UMF10+ ちょっと健康に不安があり、お医者様に行こうかと考えている。
UMF15+ 通院または入院している。

参考として、ニュージーランドでは10+以上のものは「医療グレード」とされ、効果が期待できるとして医学研究の対象になっているそうです。

いずれにしても続けることが大切ですので、お薬感覚で召し上がっていただけると良いと思います。

 

消費者泣かせ⤵⤵⤵ 煩雑なマヌカハニーの規格のはなし 2016/10/19(水)

マヌカハニーは殺菌力が高い特別な蜂蜜であることが分かったけれど、いざ商品を選ぼうとするとき、なんだか意味不明な英数字が・・・?

UMF? MGO? TA・・・?

「数字の大きい方が良さそうなのは分かるけど、これっていったいなあに?」
と、消費者は必ず思うはずです。
はちぶんも例外にもれずそうでした(笑)。。。

結論から言いますと、これは検査方法や検査機関、あるいは考え方の違いから生じている表現の違いであり、同じマヌカ蜂蜜にかわりありません。
例えるなら、「花子さん」という名の女性がいたとして、彼女のことをある人は「花ちゃん」と呼び、ある人は「ハーちゃん」と呼び、またある人は「ハナッチ」と呼ぶようなものでしょう。

それにしても少し調べただけで、「UMF」「MGO」「TA」「NPA」「ULF」「AMF」「MGS」・・・7種類も見つけてしまいました。
いずれも抗菌・殺菌力を表わすものに違いないのですが、これだけあると消費者泣かせもいいとこです。

いわば、「花子さん」には特殊な殺菌能力があることが分かり、ならばどれくらの能力なのか算数的にあるいは国語的に、あるいは理科的、体育的に、異なったジャンルで数値化してみようということになったというところでしょうか?

では順に中身を見てみましょう。

1.UMF
“Unique Manuka Factor(ユニーク・マヌカ・ファクター)”の頭文字をとった規格で、マヌカハニー研究の第一人者であるピーター・モラン博士によって規格化された最初のもの。
UMFに不随する数値は、消毒薬のフェノール濃度と比較したもので、UMF15+であれば15%濃度のフェノールと同等の殺菌力があることを意味する。
Unique Manuka Factor Honey Association(UMFはちみつ協会)のブランド。

2.MGO
マヌカハニーの抗菌性物質の主要成分「食品メチルグリオキサール」の含有量に特化した規格。
1kgのマヌカハニーに何mgの食品メチルグリオキサールが含まれているかを示し、例えばMGO100+には100mg/1kgの食品メチルグリオキサールを含む。
ニュージーランドのManuka Health社の登録商標、日本国内においては株式会社TCNの商標登録。

3.TA
トータルアクティビティーの略で、マヌカハニー以外の蜂蜜でも行われる検査法。
過酸化水素とメチルグリオキサールを合わせた黄色ブドウ球菌への殺菌力を、フェノールと比較等級法検査したもの。
抗菌力がメチルグリオキサール(MGO)10+で過酸化水素(HP)10+の場合、MGO+HPの抗菌力でTA20+と表記される。

4.NPA
Non-Peroxide Activity(非過酸化水素)の略で、食品メチルグリオキサールを意味する。
NPA値が高いほど密度が濃く、UMF規格と同じ検査のため、UMFと同等の効果がある。

5.ULF
Unique Leptospermum Factor の略で、フェノール溶液の抗菌性と比較した濃度を表し高いほど抗菌性が上がる。
オーストラリアのネズモドキ(マヌカと同じギョリュウバイ属の仲間の花)の殺菌効果を示し、検査方法はNPAと同じ。

6.AMF
active manuka factor の略で、MGO検査を行う。MGOの殺菌力をAMFアクティブ%と表記。

7.MGS
Molan Gold Standard の略で、UMF規格を作ったピーター・モラン博士が2010年に作った新しい規格。
MGO10は10%フェノール溶液と同等の数値。

なんだか知れば知るほど訳が分からなくなりますね!(笑)

今後ニュージーランド国内においては、「MGO(MG)」と「UMF」の2つに集約されていく方向だそうですよ♪

まあ、あくまでこれは規格の話で、マヌカハニーはマヌカハニーということですね。
等級を判断するおおざっぱな目安としては、やはり価格を基準にするのが分かりやすいかもしれません。

 

テレビやマスコミで紹介されるマヌカハニー 2016/10/17(月)

テレビなどでよく蜂蜜に関する話題が取り上げられますが、その際マヌカハニーの話題がとても多くなったように思いませんか?
何気なくテレビを見ていると、思いついたようにマヌカハニーの話題が出てきて、その効果や活用法が紹介されたり、多くの有名人も愛用しているといった内容のものも見かけます。

5月にテレビ朝日系で放送された「林修の今でしょ!講座」では、3大スーパーフードのひとつとしてマヌカハニーが取り上げられ、医師を講師として、普通の蜂蜜と比べ抗菌成分が何倍もあることや、日本の医療現場でも実際に手術後の化膿止めとして使用していることなど紹介されました。

では突然ですが問題です。(そのビ番組内で出題されたもの)

問題:マヌカハニーの食べ方として医学的によくないものはどれでしょう?
1.そのままなめる
2.食後の飲み物に入れる
3.ホットケーキに塗る
(答えはこの記事の一番下にあります。)

またテレビ朝日系の「じゅん散歩」では、散歩人の高田順次さんが赤坂にあるニュージーランドギフトショップを訪問してマヌカハニーが人気であることや、テニスプレーヤーのジョコビッチ選手も愛用者であることを紹介し、日本テレビ系の「メレンゲの気持ち」やフジテレビ系のバイキングでも紹介されていました。
また、あるスーパーフードを取り扱う店の人気の売り上げ第2位にマヌカハニーがランクインしていることなども話題になっていました。

ちなみに当場で扱っているマヌカハニーはこういうのです。↓

ファイル 778-1.jpg

さて、マヌカハニーのひみつ、、、なかなか奥が深そうです。
もうちょっと詳しく見ていきましょう。

問題の答え:2.食後の飲み物に入れる
※満腹状態だとマヌカハニーの抗菌作用が弱まってしまう。医学的な正しい食べ方は空腹時に直接なめる。

 

近年大注目の『マヌカ蜂蜜』って? 2016/10/14(金)

近年大注目を浴びているマヌカハニー。
当場でも扱っており、最近はとても人気があります。

そうそう、マヌカハニーのチラシを作ったのですが、今年の準ミス・はちみつクイーンの夏川りかさんにモデルになっていただきました。

ファイル 777-1.jpg

カワイイでしょ!(笑)

それはさておきマヌカハニーっていったいなに???という方のために「マヌカ蜂蜜のひみつ」と題して記事を書くことにしました。。。

当場では自家採取蜂蜜を扱っていますが、残念ながらこのマヌカハニーは自家採取ではありません。
というのは、この蜂蜜の蜜源である〝マヌカ〟という植物は日本にはないからです。

ではどこにあるかというと、ニージーランドやオーストラリア南東部に原生しており(はちぶんは本物を見たことありませんが。。。)、そのマヌカの木に咲く花から採取された蜂蜜は、他の蜂蜜にはない特別な成分があります。
それこそ近年注目を浴びている理由なんですね!

花の形は梅にも似ていますが、学術的にはフトモモ科といいますから、コアラの食べ物ユーカリとか、ティーツリーの仲間になります。

ファイル 777-2.jpg
【写真:マヌカの花(by John Tann)】
http://www.flickr.com/photos/31031835@N08/

ニュージーランドの先住民の間では「聖なる癒しの木」として重宝されていたようですが、マヌカハニーの特徴としては濃い琥珀色をし、他の蜂蜜と比べると固く、はちぶん的にはややクセのあるスパイシーなキャラメルのような風味といったところでしょうか。。。
良薬口に苦しといいますが、このマヌカハニーはお薬ではありませんがとても甘くて、とてもおいしいですヨ!

さて、このマヌカハニーの活性力を表すのにUMFという規格があります。

これは“Unique Manuka Factor”の略で、直訳すると“マヌカハニー独自の因子”のことです。
ニュージーランド国立ワイカト大学のピーター・モラン博士が、マヌカハニーにしかない優れた抗菌性を発見した際に名付けたもので、1998年といいますからまだごく最近のことといえますね。

そしてこの「マヌカハニー独自の因子」とは何かといえば、一言で分かりやすく表現すれば「抗菌成分」です。

ほかにもMGOとかTAとか別の規格もありますが、UMFとはフェノール溶液(消毒液)の濃度と比較した成分量を数値化したものです。
例えばフェノール溶液10%と同じ効果のものはUMF10+と表記され、数値が高いほど抗菌効果も高くなり、お値段もお高くなるというわけです。(笑)

これから少しずつマヌカハニーのひみつに迫りたいと思います。

 

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