先週、スズメバチの巣の駆除のため信州最北端の秋山郷まで行ってきました。
片道3時間近くもかかってしまったのだっ。
巣栄の場所は、今はもう経営してない民宿で、巣栄している屋根裏に入ってみると、昨年以前に作られた古い巣が3つもありました。
さっそく今年になって作られた巣を駆除し、外側の巣壁をはがしてみると。。。
おお~っ!
見事な4層の巣盤が現れましたヨ。
よく見ると、巣盤の中央を大黒柱のような太い柱が貫いており、各層の巣盤を支柱で支えています。
まるで五重の塔の造りと同じです。
この構造計算された造りが、雨風や台風にも耐える頑丈な住まいにしているのでしょう。
耐震性もバッチリですネ!
しかも、この巣は1.2kg程ありましたが、大きくなると10kgにもなるものもあり、その巣を天井からつるすような形にするわけですから、いったいどうなっているのでしょう???
それに巣は日々大きくなりますが、どうやって大きくしているのでしょう?
きっと、内側の壁を削りつつ外側を補修しながら、徐々に拡張しているのでしょうが、その技術力にも頭が下がります。
私たち人間が、自然から学ぶことはまだまだたくさんありそうですね。