ミツバチと共に90年――

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巣蜜づくりに挑戦!~今日はりんご蜜の採蜜だ~!

今日はリンゴ蜜の採蜜をしています。

今年は例年に比べて花が咲くのが早く、収穫量としてはイマイチ。。。
毎年の気候に左右される農家はタイヘンです。
近年は特に季節感がおかしなことになっていますので、みんなやきもきしています。

今シーズンは何か新しいことをやってみようと「巣蜜」づくりに挑戦することになりました。
ハチミツを巣ご食べてしまおうというアレです。たまにテレビでも見かけるようになりました。
上手にできるといいけどなあ。。。

これが巣蜜の土台となる枠です。

ファイル 743-1.jpg

片面12個の型があり、両面あわせて24個の巣蜜が採れる計算です。(うまくいけばですが。。。)

でもミツバチ達は蜂蜜を貯蔵する部屋と子供を育てる部屋を処かまわず適当に作ってしまいますので、せっかくの巣蜜用の型に子供を産んでしまうことはないのでしょうか?

そこにはこんな仕掛けがあります。

下段の巣箱に女王蜂と雄バチを全て移しておいて、上段の巣箱との間にこいつをはさんでおきます。

ファイル 743-2.jpg

ジャーン!
「隔王板~!」(←ドラえもんの声で)

読んで字の如く、女王蜂を隔てる道具です。
枠には格子状の隙間があって、働きバチは通り抜けできますが、大きな女王蜂や雄バチは通ることができません。
これで大丈夫!

巣蜜の型がついた巣枠をセッティング。

ファイル 743-3.jpg

ファイル 743-4.jpg

あとは完全完熟の蜂蜜になるまで、蜜ブタができるのを待つべし、待つべし。
リンゴの採蜜は今日で終わりなので、このまま別の場所に転地します。

ファイル 743-5.jpg

完成した姿をみなさんにご紹介できるといいなあ。。。

さて、肝心のりんご蜜のできばえですが。。。

はちぶんも舐めてみましたが、アカシアに比べるとややクセがありますが、そのクセの後からほのかなリンゴの風味がしましたヨ!
ケンちゃん社長は「そんなことはない」と言いましたが、はちぶんは確かに秋に実るあのリンゴの酸味と甘みを感じたのでした。

いよいよ採蜜シーズンまっさかり!
ミツバチに刺されないように頑張りましょう!

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