ミツバチと共に90年――

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茶色雀蜂で真田の赤備え商品を作れ!

今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」も、はちぶんが大好きな高杉晋作が死んでしまい、時代は明治へと突入していきましたネ。
今後の展開はどうなるのでしょう?

少し気が早いのですが来年の大河ドラマは「真田丸」―――。
信州が生んだ名将で、あの徳川家康に「日の本一の兵(つわもの)」と言わしめた真田幸村の登場です!

実はここ須坂にも、幸村の生い立ちに深く関わった人物がおりまして、このブログを読んでいる人の中でその名を知っている人がいれば、あなたはかなりの歴史ツーと言えるでしょう!!

その名を『須田満親(みつちか)』。

おそらくほとんどの人は知らないでしょうネ。。。(笑)

彼は現在の須坂市日滝にあった大岩城の出で、幸村が19歳のとき上杉へ人質として送られた際その面倒を見、ずっと世話をしていた人物なのだ!
当場が出店するさくら祭が行われる臥龍山にも須田城址というのがありますが、そこの須田氏とは親戚関係なのですが、戦国の当時は仲が悪かったみたいです。
この辺の人達は団結するのが苦手なようですね。(笑)

幸村が上杉の人質とされていた期間は天正13年8月下旬から翌年5月までといいますから約9ヶ月間、青年の多感な時期を須田満親と過ごしたわけですから、幸村の彼から受けた影響も大きかったはずだとはちぶんの歴史へのロマンは広がります。
脚本を書く三谷幸喜氏がそこまで取り上げてくれるか、期待したいところですネ。

さて真田といえば「六文銭」が有名ですが、筆者が真っ先に思い出すのは「真田の赤備え」です。

赤備え(あかぞなえ)というのは、戦国時代の赤く染めた鎧兜の軍隊のことで、もともとは甲斐の武田軍から生まれました。
司馬遼太郎の「風神の門」だったか、大坂夏の陣で、赤備えを身に付けた幸村に扮した霧隠才蔵や猿飛佐助などが影武者となり、突如として出現した7人の幸村に翻弄された家康が、まさに首を取られる覚悟をしたシーンなど、いまだ鮮烈に覚えていますヨ!

幸村、カッコイイ。。。。!

そこで来年の大河ドラマを見据え、赤備えにまつわる品はできないかとケンちゃん社長と話したところ、チャイロスズメバチを使って何かできないだろうかと考えたのです。
チャイロスズメバチは体が赤く、赤い鎧をまとっているようでいかにも幸村を連想させるではありませんか!
焼酎漬けや蜂蜜漬けにすれば、、、

「そりゃイイ!」

ということになったのですが、チャイロスズメバチは非常に希少で、駆除の依頼など年に1回あるかないかなのです。
その1回の依頼もすでに済ませていたので、今年は諦めるしかないなあと溜息を落としたのでした。

ところがこの連休中、その依頼が舞い込んだのです!
満を持して社長は現地に赴きました。
その頃はちぶんはといえば、本日最終回のTBSドラマ「表参道高校合唱部!」にすっかりはまってしまい、涙をボロボロこぼしながら彼らの歌声を聴いていたのであ~る。
(そうそう合唱部のみなさん、プロポリスや蜂蜜はのどにもいいよ♪)

はちぶんは同行しなかったのでその様子は分からないが、社長が撮ってきた写真がこれだ!

ファイル 705-1.jpg

話を聞けば、非常に駆除が困難な場所にあり、チャイロスズメバチも6匹しか捕獲できなかったと自慢げに言いました。

「た、確かに赤い鎧をまとった真田幸村のようだが、こんなもん商品になるのかっ???」

はちぶんの案で始まった上に、社長の苦労を思う時、その言葉はけっして口にすることができませんでした。。。

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