日本在来のミツバチから採取されたハチミツは、とても貴重でした。
そんなハチミツが庶民の口に入るようになったのはいつごろからなのでしょうか?
それは江戸時代に入ってからです。
特に江戸後期には、ハチミツの生産法の解説書が出たり、養蜂の専門書を書く人が現れたりしてきました。
そして、当時のハチミツは、まるで万能薬のように扱われていました。
消化器から呼吸器、循環器、眼病、皮膚病など、
「十二臓腑ノ病ニ宜カラズトイフモノナシ」
と絶賛されていたそうです!
まさに幻の万能薬といったところでしょうか……。(笑)