日本ミツバチをご存じですか?
これは日本古来の在来種で和蜂とも呼ばれ、とても神経質で、巣を放棄して別の場所へ行ってしまうなど、養蜂家泣かせのハチです。
ですので、養蜂農家で飼われるハチの99%が、大量飼育可能の西洋ミツバチになってしまい、今では非常に珍しいミツバチになってしまいました。
西洋ミツバチによる現在の蜂蜜採取方法が日本で行われはじめたのは明治時代に入ってから……。
だから、日本におけるハチミツの歴史は、比較的新しい出来事といえます。
では、それまで日本には“ハチミツ”というものはなかったかというとそうではありません。
なんと『日本書記』には、すでにハチミツの事が書かれているのです!
今日からしばらくは、日本ミツバチについて書いていこうと思います。