ミツバチと共に90年――

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ミツバチって「1頭」「2頭」……って数えるって本当!?

今日のテーマは「ミツバチって「1頭」「2頭」……って数えるって本当!?」です。
そんな話を聞いたことがありますが、実際のところどうなのでしょう?

ミツバチに限らず、学術的には昆虫はみな「〇頭(とう)」と数えるのが正しいそうです。
でも牛や馬でもないのに「頭」と数えるなんて何か変ですね。(笑)

その訳を調べてみますと、どうやら次の説が有力なようです。

そもそも英語圏では家畜などを「head」で数えるのが普通で、それに習って動物園でもそう数えるようになりました。
なるほど動物を数えるには、その頭部を数えるのが一番良さそうです。尻尾では分りずらいし、足ではなおさら数えにくい!(笑)

やがてそれが生き物の個体数をあらわすのに「head」を使うのが通例になり、更には昆虫学者にも影響を与えていったとか。

そして20世紀初頭には、そうした数え方が日本にも伝わってきました。
日本人は「head」を直訳して「頭」と数え、それが現代に至っている……のだそうです。

でも巣箱にミツバチが3万頭いるなんて表現したら、アフリカのサバンナを移動するヌーの群れみたいなのを想像しちゃいますね~(笑)
やはり日常的に考えたら「匹」が一番しっくりいきますネ。

もちろん養蜂家の私たちもミツバチは「1匹」「2匹」……と数えていますヨ。
私たちは学者ではありませんので、そう数えるのはけっして間違いではありません。

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