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エジプトの遺跡に描かれている養蜂

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エジプトのルクソールといえば、ツタンカーメンに象徴されるファラオの墓で有名です。
現在も数多くの遺跡が残っており、世界文化遺産に登録されている観光スポットでもありますネ。

そのルクソールの遺跡のひとつに「パバサの墓」があります。

今日ご紹介するのは、このパバサの墓にある養蜂の様子を描いた壁画です。

エジプト第26王朝といいますから紀元前664年~紀元前525年、今から2500年以上も昔の話です。
そして、このパバサという人は、ファラオ(古代エジプト王の総称)ではなく、古代エジプト王朝プサメティコス1世の時代に生きた貴族なんですネ。

貴族でありながら遺跡に残るような立派なお墓に葬られているとは、よほど尊敬されていたか、お金持ちだったんでしょう!(笑)

実はこのパバサ、太陽神アメンの妻の執事という称号を持った格式の高い家柄の人なんです。

それにしても、壁画には当時の彩色が残っていることに驚かされます。
描かれているのはどちらも男性のようですが、周囲にはたくさんの蜂がおり、特に上の方は大きな瓶に蜂蜜を注ぎ込んでいる様子が分ります。

円筒の容器は現代の養蜂箱でしょうか?
いずれにしても当時のエジプトの人達は、ミツバチの巣を集め、そこから採蜜をする方法を知っていたのですネ。

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