ミツバチのカラダをよ~く見ると、胸部や足に細かい無数の毛が生えているのが分ります。
ミツバチってけっこう毛深いんですネ!(笑)
実はミツバチたちは花々を渡り歩いて蜜だけを集めているわけではありません。
この細かい毛は花粉を集めるのに重要な役割を果たしているのです。
そして花粉もまた巣房の中に貯えられて、保存食となっています。
この特性を活かして、ミツバチは果物などの受粉勾配にも使われていますネ。
たまに後ろ足に鮮やかな色をした団子のようなものをつけているミツバチを見かけます。
この団子状のものこそ花粉です。
無数の毛に花粉が付着し飛び回るうちに、やがて後ろ足に花粉が集められ団子状になるのですが、これを「花粉だんご」といいます。
黄色や赤、花の種類によって色もさまざまで、巣の中に花だんごをつけているミツバチの足は、とても色鮮やかで目をひきます。
ミツバチは豊かな自然の中でこそよく働き、より多くの蜜や花粉を集めることができるのですネ!