ミツバチと共に90年――

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煙でおとなしくなるミツバチ

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ミツバチの巣箱を開けると、すさまじい数のミツバチが飛び立ちます。

こんな大軍に襲われたらひとたまりもありません!(笑)

養蜂家は、こんなミツバチを相手にどのようにして採蜜するのでしょうか?

そこで一役買っているのが「燻煙器」という道具です。
採蜜する際には絶対欠かせません。
何に使うかというと、煙をつくって噴き出す道具なのです。

中に麻など燃えやすいものを入れて火をつけると、もうもうと煙が出てきます。
それを巣箱に吹き込むと、ミツバチたちはおとなしくなるのです。

なぜ、煙をかけるとミツバチたちがおとなしくなるのか?

実はこれ、ミツバチの性質には違いないのですが、いくつかの説があるものの、本当のところはっきりとしていません。

まず一つ目の説は「山火事避難説」です。
ミツバチは、煙をふきかけられると山火事だと思い、巣に避難しておとなしくなるという説です。

もうひとつは「二酸化炭素鎮静説」です。
煙の二酸化炭素にはミツバチにとって鎮静作用があり、おとなしくなるという説です。
こちらの方が科学的ですが、証明されているわけではありません。

でも最初にこのことを発見した人はすごいですね!

ミツバチの生態については、まだまだ分からないことが沢山あるんですね。

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