ミツバチと共に90年――

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漢字の「蜂」という字

今日は漢字の「蜂(はち)」という字を考えてみたいと思います。

まず「虫偏」ですが、これは昆虫のたぐいを表しますので理解できますネ。
「蝶(ちょう)」や「蟻(あり)」も「蝉(せみ)」、「蝿(はえ)」、「蚊(か)」も虫偏です。

でも……、
「蛇(へび)」も虫偏なのはどうしてでしょう?

もともと「虫」という字は象形文字で、ヘビの姿をかたどったものらしいです。
大昔はヘビのことを「真虫(マムシ)」と呼んでいたのだそうです。

考えてみれば「蛙(かえる)」とか「蛤(はまぐり)」も虫偏です。
小動物などはみんなヘビと同じ仲間と考えられていたんですネ!

つぎに旁(つくり)の部分です。

上の「夂」は「夂部(ちぶ)」といいます。
これは後に送り届ける物があることを表した指事文字で、「冬」とか「峯」という漢字の中に含まれていますね。

下の「横三本に縦棒」は、とがって上部が合わさった稲の穂先を表した象形文字のようで、総じて△型の物を指すそうです。

よって旁(つくり)の意味は、左右両方から来たものが△型の中央で出あうことを表しているのだそうで、そこに虫偏がつくと、女王を中心に△型の集団をなして移動する虫、つまり「はち」になるそうです。

ちなみに「蜜(みつ)」という漢字は、「うかんむり」と「必」で「中に封じこめる」という意味があり、蜂が巣の中に封じこめたハチミツのことを指すのだそうです。

漢字って深いですネ~!

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