ストラディバリウスといえば時価数億円といわれるバイオリンの名器ですね。
これは16世紀後半のイタリアの楽器職人アントニオ・ストラディバリが作ったバイオリンで、現在でもこれほどの音色を奏でるバイオリンはないとされています。
製作台数がわずか1200本、その中で現存するものは世界でもたった600本しか残っていないといいますから、まさに幻のバイオリンの王様です。
しかし、このストラディバリウスとミツバチ―――、
いったい何の関係があるのか?と首をかしげることでしょう。
実はストラディバリウスの防腐剤に使われているニスには、なんとプロポリスが混ぜられているというのです!
プロポリスの持つ抗菌、防腐能力を最高級の楽器に使用するなんて、目のつけどころがスゴイですね!
残念ながらその製作方法は誰にも伝承されることなくストラディバリはこの世を去り、現代の科学技術をもってしてもその域に達するバイオリンは作れないのだそうです。
ぜひストラディバリウスの生の音色を聴きたいものです……。